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    成功モデルの破綻

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    言うまでもなく社会保障制度は現実に危機に瀕しています。実際には莫大な隠し資産が埋もれているのだとか、無駄な経費支出を抑えるべきだといった意見もあるのですが、そもそも日本の高度成長を作り出した大きな原動力となった制度だけに、その前提が崩れ去れば崩壊はごく自然の成り行きとも考えられます。

    大手銀行と同じでToo Big To Failだから、どう延命するか、あるいは新たな前提条件の下にどう再構築するのかといった判断は必要だとしても、企業がつぶれるのと同じように考えるならば、経営破綻したという事実そのものは認めなければなりません。

    そしてこれは、産業構造の変化と、自然発生的な景気の復興を前提にしないと実質的には手を付けられない問題なのでしょう。それまでは現状のまま放置されることになるでしょう。政治はいつも後付けのものなのですから。



    ただし、こうした問題は今起こっている変動の典型的な一例でしかありません。これに限らず、現状の制度や社会通念の多くが継続的な経済成長を前提に成り立っているからです。

    人の心もそうです。長期の経済成長過程にあっては、誰もが時間の経過とともに暮らし向きは良くなり、豊かで幸せなライフスタイルを満喫できるという共通の予測があり、このやり方が正しいという確信のもと、みなひたすら企業のために働いてきました。これは、言ってみればバブル期以前の株式投資と同じことで、みな右肩上がりであるという前提の下に「労働に投資」したわけです。

    そして、それは決して幻想ではなく、事実十分その期待に応えてきたわけです。実際に巨視的にはGDPは右肩上がり、サラリーマンの所得もぐんぐん伸びていたことは誰の目にも疑いない事実だったのです。

    周囲を見回しても、実際に経済的に十分満足している人々が身近におり、誰もがそうなれるという証拠と、それによって得られる華やかで豊かな収穫物とを示しているように思えました。

    逆に今では、見習うべきモデルを(テレビの中以外の場所で)身近に探すことは難しいのではないでしょうか。右肩上がりであればこそ、誰がやっても可能なように感じられたわけですが、今や経済は成長するものではなく奪い合うものになってしまった・・・成功するとすれば、特殊な能力やかなりの幸運が必要に感じられます。このような状況では、妄信的に既存のスタイルに乗っかって働き続けることなど到底できないのです。

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